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西村代表のブログ

第14章 脳の錯覚

 向日町ではキッズスイミングと成人スイミング、伏見ではキッズスイミングとスタジオプログラムをしていました。2店舗、同時の過密スケジュール。

 

17歳まで競泳選手、18歳からインストラクター。これを分かりやすく二つに分けるとしたら『スポーツと仕事』。スポーツと仕事の最大の違いは、身体を動かすのか動かさないのかの違い。

スポーツは身体を動かさないと上達しない。どれだけ才能があっても、スポーツは身体を動かして、その痛みに耐えて努力をしないと強くなれません。僕も水泳をしていた時、選手に入る前は1000mの練習に対して、全国大会を目指す選手コースに入ると、5000mに距離が増えました。距離だけではなく、練習内容も格段にレベルが上がりました。練習をせずに全国大会に出場するといったことは聞いたことがありません。

しかし、ビジネスになるとアイディア、行動の仕方、要領の良さ、計画性などで結果を出すことが可能です。それは自分の心とどのようにお付き合いをするかがポイントです。

 

代表的なものを2つ挙げると、まず『脳は具体的にイメージしたことは経験したものだと受け取る』ということ。もう一つは、『脳は主語を認識しない』というもの。

これを具体的に説明していきましょう。

 

まずは『脳は具体的にイメージしたものを経験したものだと受け取る』に関して説明します。僕はスタジオインストラクターですが、1回のレッスンをするのに、レッスンの様子、盛り上げ方、動きの指示だし、パフォーマンスなどを何回も何回もイメージしてきました。これをすることで緊張がほぐれて落ち着くだけでなく、レッスンの流れが格段によくなります。

・レッスンに入ったことのない方への声かけ

・レッスン前にスポットライトだけにして会員さんの気持ちを落ち着かせる

・ウォームアップの時に電気をONにして明るくなると同時にかっこいい曲でレッスンをスタートさせる

・ビジュアルの注目のさせ方

・会員さんへのモチベーションが上がる言葉

・どこをピークに持っていくか

・最後の締めくくりの言葉

など、レッスンの流れを丸1時間シミュレーションします。安易に準備するのと   、しっかりと時間をかけて準備をするのとレッスンの出来は全然違います。3回目のレッスンで完璧なレッスンをしたいなら、50回の具体的なイメージトレーニングをする。すると3回目でありながら、レッスンの出来栄えは完璧。意識の高いインストラクターは、このように『脳に経験した』と思い込ませて質の高いレッスンを提供しています。

 

 2つ目の『脳は主語を認識しない』とは、

『あなた美人ですね』とか『あなたバカね』の主語の部分だけを認識しないということです。この場合は『あなた』が主語になるので、『美人ですね』と『バカ』を脳は受け取る訳です。脳はすごく単純です。これをレッスンの中でどのように利用すればいいのか。人に対して批判的な言葉ばかりを言っている人は自分のことを批判しているのと同じです。

『あの人のここがダメだ』

『あなたのダンスは下手ね』

『あなた勉強が全然ダメだね』

 これらの全ての主語を取り出し、自分が言われていると脳が受け取った場合、どんな気持ちになるでしょうか。全て自分で自分のことを言っていることになります。

 

『あなたのことが嫌い。』

怒るような言動を笑いながら言うことはできせん。

 

『このお花、すごくきれい。』

相手を褒めることを言いながら怒ることはできません。

 

脳は正直で主語を抜いた感情だけを受け取り、表情までも作ります。自分の言葉を誰よりもしっかりと受け取っているのは自分です。小声でも自分には必ず聞こえます。

 

18歳からキッズのスイミングコーチになり6年ほど経ちましたが、今までずっと、子供達にうまくなってほしいという強い気持ちが裏目に出てしまっていたように感じました。

 

それは、

『どうして出来ないの?』とか『もっとこうしないとダメでしょ?』といった悪い面を見つけることで、子供に対して注意や怒る言葉が、全て自分に言っているように脳が受け取っていたから。これを境にアドバイスを言う前に子供達を褒めることを徹底的にするようになりました。すると、子供達に水泳を教えるという前に一人一人の気持ちまで分かるようになり、だんだんキッズのレッスンが好きになってきました。もともと苦手だったキッズスイミングも、自分の気持ちとどのように付き合っていくかが重要です。

 

子育てについて見ても、『子供は褒めて育てよう』という言葉の背景には、子供の心理だけでなく、親の心理も含めた言葉なのではないでしょうか。

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