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西村代表のブログ

第13章 レッスンへのこだわり

 KSC伏見へのデビューから1年半が経った頃、マネージャーが転勤になり、新しいマネージャーが伏見へやってきました。そのマネージャーの考え方は、

『レッスンはやる気のある人がやればいい。』

というものでした。

 

僕はこの頃、どこかで爆発的に人気を出す機会を狙っていました。狙いは日曜日の昼の時間。そこの枠が取れれば伏見店での知名度が上がるだろうと睨んでいたので、その時間にレッスンをしている5つ年上のインストラクター(社員さん)に、

『日曜の枠、僕に譲ってもらえないですか?』

と聞くと、

『俺のあの日曜の枠は、楽しんでレッスンやってるから譲られへんわ。』

と断りの返事が返ってきました。なかなか自分への流れがやってこない。

 

マネージャーが転勤してきて間もない頃、僕の担当している『ダンベル体操』にレッスン体験で入ってくれました。そのレッスンのアフターで、

『どこか他にレッスン増やしたいとこある?』

と希望を聞いていただいたので、すかさず自分の希望を言いました。

 『社員さんが担当している日曜日の枠が欲しいです。』

 

 狙い通り翌月からレッスン枠をいただきました。自己主張をどんどん出していかないと受け身ばかりでは道は開けていきません。マネージャーから見て、キャリアのある社員さんか若手の僕とどちらがいいか天秤にかけた時、自分の情熱が勝ったように感じました。この強引とも取れる自己主張がキーポイントとなり流れが変わる。上司からの『やってみない?』という言葉を待っていたら、いつまで経っても新しい出来事はやってきません。行動はいつも自分から。

 

 23歳の夏からインストラクターとしての快進撃が始まる。

伏見店がオープンしてから数年間、どのインストラクターが担当しても平均30名ほどしか参加人数がいなかった時間帯が、自分が担当した月から2週間で80名のMAX人数に増え、伏見での人気インストラクターの仲間入りを果たしました。

その後は、インストラクターの入れ替わりもあり、月曜日、土曜日とレッスン枠が広がり始めました。土、日、月と全て100名近くの参加人数になり、レッスンスタート前には、スタジオから階段上まで長蛇の列が続き、ロッカールームまで人が並ぶほどの人気インストラクターへと成長していきました。24歳で伏見店の看板インストラクターになる。

『常にレベルの高いレッスンを』と心掛け、現状に満足せず、相変わらず毎日1時間前には店に入り、イメージトレーニングやウォームアップをしていました。この準備は常に続けていないと落ち着かないままでした。

フィットネス業界でいうと『レッスンも一つの商品』。

インストラクター仲間と話すときに、

 

『一流ブランドを目指していこう。』

 

とよく語っていました。夢は大きく持つことでアクションも大きくなります。すると、自分の意識レベルが上がっていくことと実績を上げていくことで、今までの会員さんからの対応や、スタッフからの自分へのイメージも変わり始めました。

 

周りからよく言われだしたのは、

『ファンがすごく多いなぁ』という言葉でした。

僕はこの言葉が妙に引っかかり、心の中で『芸能人でもないのに、ファンは言いすぎや』と思っていました。『ファン』という言い方が嫌だとも思っていました。

『レッスンに参加してくれている会員さんたちは、自分のレッスンが好きな人たち』と思いたかったからだと思います。今まで、よりいいレッスンがしたいということにこだわってきただけに、脚光を浴びてほしいのは『レッスンの質』。自分が言ってもらってうれしいのは、

『レッスンがすごくいい』『レッスンがわかりやすい』と言った言葉。

 

この表現の違いは、人気にかかわる仕事をしている人でこだわる人はたくさんいるのではないでしょうか。例えば、お笑い芸人。

『面白い芸人を目指している』にもかかわらず、『男前』とか『おしゃれ』で人気が出てしまうと、目指しているところが違うから不満に感じるだろうと思います。

『俺たちが目指しているのは面白い芸人だ。』

『ファン』としてのカテゴリーに入ってしまうと面白くなくても着いて来てくれるようになる。そうなると自分に対しての甘えが出てしまう訳です。本当に見てほしいのは『面白さ』。ファンに甘えてしまうと、心の軸がブレてしまい、どんどん品質が落ちていきます。

 

インストラクターとしての自分の理想像と、現状の人気の出し方が異なれば『何か違う』と感じてしまいます。僕たちも会員さんの優しさに甘えてはいけない。常に悩みながらも向上心を持ち続けることで新鮮さが伝わるのではないでしょうか。

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